三菱ふそう キャンター 尿素タンク (アドブルータンク) 分解

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 弊社で使用している三菱ふそう製キャンターのアドブルータンクが頻繁に故障するので、ダメ元で分解してみました。

故障内容といたしましては、オレンジのアドブルーマークとエンジン警告灯が点灯し、診断機で診ると「尿素水充填レベルセンサーの故障」と表示されます。

 ネットで検索すると、多数の方が同じ故障がお困りの様ですね…。


 ※本来はタンクASSYでの交換しか方法は無いようなので、ご参考までにご覧ください。


まず、専用工具が無かったので、パイプを加工し開封工具を作成しました。





見えにくいのですが、配線等々が接続されていて、上蓋を緩めても簡単
には外れない構造の様です。



青いマーキング部分をプライヤーで掴み、筒全体を左に回すと、下側の爪が外れて、筒全体が外れます。

タンク内部は、尿素のカスが大量に沈んでおりました。


筒の底のフィルターも汚れていて、ヌルヌルになっています。
フィルターは少し回転させて爪を外し、そのまま引き抜けました。

一応、各部清掃し再度取付してみようかと思います。
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。

繰り返しとなりますが、正規の修理はタンクASSY交換ですので、真似して分解しないようお願いいたします(^▽^;)


令和5年2月7日 追記
 上記フィルターとユニット側面の端子、ユニット内部、配管等々を水道水で清掃しエアブローした後、診断機でアドブルー関係の項目をリセットした結果、充填レベルセンサーの数値が回復し今のところ正常に使用できております。


繰り返しとなりますが、正式な修理はタンクASSY交換ですので,真似して分解しないようにお願い致します。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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